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2007年2月18日 (日)

傾斜地の建築について

 建設場所の状態は、建築の計画に大きな影響を与えます。単純にただ建てるだけならば、平坦地に建築した方が計画も簡単で費用も安く済みます。フリージアホームの場合なども、当初は基礎は除く建物の価格で話が出て基礎部分の工事費は現地を確認してからになります。最初の下打ち合わせ時の基礎の金額は平坦地の話(最低価格)で、実際の現地に合わせて標準対応以外の部分で加算されて行きます。
 我が家の場合には、建築に先立つ数年前に建設予定地を造成(当初は畑として使う為)していたので、伐採や抜根など造成にかかる費用ではなく、単純にベタ基礎の採用や構造、基礎の高さの分が増額になりました。

 ただ最近思うのが、外構工事を含めて傾斜地の方が工夫のやりがいがあるという事です。建物・ライフラインの計画や設計、施工は難しくなりますが、建物の使い勝手や見栄えは、平坦地の建物に真似出来ないものがあります。多分見晴らしも良いでしょう。
 逆に建築場所が平坦地でも、我が家の様に造成された平坦地の場合は、地山(元々の地盤となるべき地層)が傾斜している可能性も有り、表向きに平坦と安直に捉えて平坦に建物支持をとる(元々の支持地盤まで施工範囲を広げて基礎を受けさせておけば支障無いですが)と、将来造成地盤ごと沈むことがあるかもしれません。均等に沈めば支障無いですが、地山が斜めだと傾斜して沈む?可能性もあり、傾斜を含む不等沈下をした時は、建物に致命的なダメージを及ぼすことがあります。
 傾斜地で傾斜を前提に十分対策してあれば、造成地などの「隠れ傾斜地?」に建物や敷地を対策なく見積もった平坦地の方が、本当は怖いとも言えるかもしれません。

 一般に建築の具体的な計画時は、敷地の選定は終わっているので、今更敷地の傾斜の有無など選択の余地はない感じもありますが、傾斜地で夢を膨らませてみるのも結構面白いのかもしれません。

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