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2008年7月28日 (月)

在来工法…煉瓦積み?(組積造?)

11  先日フリージアハウスに社名が変わり、今後は住宅に特化していく様な目標に方向を定めた様子でしたが、今日久しぶりに見た同社のHPでキャンペーン案内の一部に目が止まりました。

 かつてからログハウスと2×4住宅(部材的には〜2×8?)を販売していたのは知っていましたが、最近のレパートリには「在来工法」と「煉瓦造り」も追加された様でした。

 元々フリージアハウスのログハウスは、標準ならログ材を積むのは1階だけで、2階部分(専門的には小屋裏利用の2階ですが)の壁は2×4工法と似た様なものでした。
 この点では2×4工法の住宅分野にレパートリーを広げても、使用する材料や工法的に違和感無かったのですが、流石に「在来工法」とは…。

 確かに「在来工法」は使用する木材の絶対量が少ない(在来<2×4<ログ)ので、使用木材の量的には安価に作れます。木材についてもプレカット(構造材は工場での必要な事前加工→現地で組み立てて金具で留めるだけ)形式の木材の採用が多い今日では、棟梁の指示下で外国人のビルダーさんも活躍できるかもしれません…。が、今までのログビルダーさん達の技術と違った面で、日本流のいろいろと細かい規定が多い工法である事もまた事実です。
 さらに…、「在来工法」ならではの日本風なこだわりが出てくると、在来工法を専門にやってきた工務店やプレハブメーカと厳しい競争が出てきてしまう様にも思います。

 また、ログハウスの販売は、ログハウスと言った特殊な分野だからこそ競争し易かった様にも思うので、その意味では「煉瓦作り」の方が商品展開面では面白そうな気がします。
 でも、地震国の日本での組積造…東京駅や万世橋の駅、日銀本店(石+煉瓦)など大震災を越えて尚残る建物もある一方で、明治大正の煉瓦作りの多くは震災を契機に減った様で、要は耐震性能も含んだ設計の上で真面目に作り上げる必要が有りそうです。
 現在、手軽に手に入るコンクリートブロックを含む組積造が、建物の構造形式的には少数派になっている理由を考えてみる方が良い様な気がします。
 また、煉瓦は熱伝導率の面でも、日本の一般的な気候に適するのか微妙な感じです。戸建て住宅の場合は、そうそう壁厚も多くはとれないので、熱を伝導し易い煉瓦(熱容量も大きいので暖まるのに時間はかかる)は、夏場の夜は暑いでしょうし冬場は結露の心配も有りそうです。
 もっとも、この辺りは多分…外断熱工法を採用すれば改善するし、むしろ熱容量の大きい壁体を内側に持つ分だけ、内部空間の温度変化は緩和されると思います。が、外部を断熱材で覆ってしまうなら、内部の構造体が煉瓦でもコンクリートでも実際は変わらない感じもします。
 実際に住んだ経験もないので想像の範囲だけですが、やはり何かちょっと気になる感じです。

 いずれにしても、私の気づかない何か特別なメリットが有るのかもしれません。何かと面白い?フリージアハウスに、今後も注目していくつもりです。

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