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2009年3月 7日 (土)

放射能って?(番外編:放射線測定器を較べて)

 このところ年度末の忙しさにメインのブログ含め更新をご無沙汰していますが、以前「かんげんこん」から放射線測定器をお借りしていた頃に、比較をしてみた画像があったので掲載してみます。

Img_0726  今回の比較は、自ら購入したウクライナのECOTECT社のTERRA-P(いずれも便宜的に英語表記)と、ロシアのQuarta-Rad社のRADEX RD 1706、「かんげんこん」から借りた国産測定器の堀場製作所のRadi(ガンマくん)と、ベータちゃんです。

Img_0722  この中ではβ線測定器はベータちゃんだけで、残り3台は基本的にγ線測定器(TERRA-PとRADEXはβとγ両方測定出来るらしい)になります。測定部分の形式や更正方法の違いからか、Radiは他の2台の半分程度の数値を示す事が多い様です。

 計測の数値はβ線測定器のみがCPM(1分間当りのカウント数)で、残りのγ線計測器はμSV/h(1時間当たりのSV(シーベルト)換算値です。基本的な傾向については、海外製の測定器と国産の測定器では当初の機器更正に使われる放射性物質が違う事と、計測する場所ごとに計測される放射線の発生源がマチマチなので、更正に使った放射線源と同一の線源なら表示の数値に直接の意味があるとしても、日常的な測定では「通常のバックグラウンド(いつもの状態)に比較してどれ位強いかを見当付ける」程度の意味に留めた解釈が適当な様です。

Img_0728  ベータちゃんに同封されていた放射線源の内、一番強度が強かった塩化加里(含まれるK40が放射性物質)で比較を試してみました。中央に置いて測定器で囲む状態では、日常の状態と比較して、TERRA-PとRadiの計測結果に変化はない一方で、100CPM前後示すベータちゃんは勿論、RADEX 1706も気持ち高めの数値を示しました。

Img_0729Img_0730  そこで、ベータちゃんを塩化加里の上に置いて300CPMを超えることを確認した後で、γ線測定器3台の計測部分をなるべく塩化加里上に近づけてみましたが、やはりRADEX以外に明確な数値変化は現れませんでした。

Img_0734 Img_0742  そこで今度は、TERRA-Pの本体裏のシールド扉を外して同様に近づけてみると、TERRA-Pも数値は一気に高まり、デフォルトの警報値(0.3μSV/h)に達して警報音がしました。TERRA-Pの場合には、β線の検知は本体裏のシールドを一部外す必要があり、RADEXの場合には基本的にβ線含みで数値を示すものの具体的な検出は今ひとつ難しそうな感じです。

 何れにしてもTERRA-Pは音で、RADEXは液晶表示で、γ線の検出を示すので、基本的には1分間の反応数を数えておけば、CPMの値としてベータちゃんの計測結果と比較出来そうです。

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