2009日食

2009年5月20日 (水)

子供に皆既日食を見せたい…(その1)

 正直、この話に一番真剣なのは自分自身で、子供達にとっては旅行程度の様な受け取り方の気もするのですが、自分自身皆既日食は見る機会もなかったし、国内で見れる次回(26年後)まで生きているか?自信もないので、見に行きたい気持ちは随分前からありました。
 今回の最も良い観測場所の「吐噶喇列島」は、近畿日本ツーリストが独占受付で、鹿児島出発の往復で35万前後からになっていました。親子3人で100万円超…。コースに拠っては申し込み可能(5/20に於いてもなお)でしたが、我が家には絶望的な金額でした。

 次に考えたのが、トップツアー主催の中国(上海近郊)で日食を見ると言うツアーで、最短の2泊3日で15万前後でした。これでも親子3人での支払い総額では50万円を超える筈です。
 それでも。今年の年明けに申し込み開始とともに予約申し込みをしましたが、見事に抽選で落選し、その後のキャンセル待ちも数ヶ月待ちましたが、トップツアー側から「受付けられる見込みが立たない」との連絡があり、キャンセル待ち自体も取り消されてしまいました。             緊急 トップツアーでは、7/22より2次募集開始との事

 そこで、考えたのが「吐噶喇列島」近辺。具体的には、奄美大島と種子島の半分と、屋久島は一応皆既日食の範囲には入ります。
 ここまで範囲を広げると、割と安いツアーもあり、本場の近ツリのサイトでもコースに拠っては、10万を切る金額で申し込み可能なコースもありました。

 例えば、最安値に近い「東京(有明埠頭)出発奄美大島2泊(体育館など)の往復フェリー使用の行程では、全体で7日間と長期ですが1人12.55万で申し込めます(6/12応募締切)。旅行会社主催の多くが鹿児島発着で、別途鹿児島までの往復を用意する事を考えると、往復フェリーは(乗船中の食費は多分別か…?)格安の見学ツアーに思えました。

 私自身は、どんな行程でも多分楽しめるのですが、キャンプ等の経験のない子供達が、体育館やテントでの生活にどんな反応するかが読めない(体調を崩されると困る)ので、長期の船内生活も含め難しい感じでした。

 続く…

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2009年5月21日 (木)

子供に皆既日食を見せたい…(その2:5/22は要チェック?)

 突然ですが、緊急の情報です。明日5/22には、先にお伝えしたトップツアーの2次募集と、噂ですが、JTB(ルック?)で屋久島利用の皆既日食ツアーが受付開始されそうです。
 噂の方は、私自身で噂の発信元を確認していないので微妙ですが、まずは要チェックと思います。(追記:5/22の14:00発売との事。首都圏、中部、大阪の3カ所発着で2泊3日各3コース有)

 また、中国行きの皆既日食ツアーは、探してみれば13〜18万付近でも、まだ申し込み可能なツアーがありそうです。我が家の場合は、私一人で9歳と6歳の海外渡航経験のない娘を連れて行く自信がないので、中国行きは諦めています。
 参考までに本日(5/21日21:30分)現在、残席の多い少ないはありますが、少なくとも桜観光近ツリユーラシア旅行社JTB岡山支店は、申し込み可能でした。何となくですが、まだ他にも多数ありそうです。

 次回は、もう一工夫考えてみたいと思います。

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2009年5月23日 (土)

子供に皆既日食を見せたい…(その3:手軽に見に行けないか?)

 昨日申し込み開始のツアーも動きは速い様ですね。今の時点(5/23日13時)では、トップツアーの中国行きの値打ち感のある「航空便指定なし午前便」は予約終了になっていました。JTBで発売した方は、どうもネット上での申し込みサイトが分からず確認出来ていません。
 さすがに、宮崎出発岡山出発は数日前と状況は変わっていない感じです。岡山はともかく宮崎は、九州最南端まで、そう遠くなく九州内の日食でも最大で98%欠けるなら、わざわざ申し込むのも微妙なのでしょう。

 さて、まだ探せば見に行く手立てのある感じの日食ですが、今回の日食ツアーについて海外行きまで含めると膨大な数(例:グアムに行って、グアム発着ツアーに参加など)になるので、国内旅行に限って見直してみました。また、我が家は首都圏に所在するので、首都圏発着の立場で触れてみます。

 まず、費用面行程面で一番手軽そうだったのが、小笠原海運のツアーでした。東京発着で8万円台からでした。次は、費用面で嵩みますが、羽田発の鹿児島経由屋久島や吐噶喇沖船上見学、奄美大島直行のツアーで大手旅行社各社で募集していました。(概ね15万〜で、一部現在も申し込み可能か?)
 この辺りでツアーを探している時に、どうも日本の日食は九州以南との既成概念に捕われていたのですが、別に吐噶喇列島付近だけが国内で皆既日食が見れる名所ではなかった様です。東京から南の彼方ですが小笠原諸島に行き、現地発着のツアーを選ぶ方法は結構穴場だった様に思われます。

 小笠原諸島の先の硫黄島付近も、皆既日食では良い観測場所の様です。現時点では、小笠原諸島に行く為の足が微妙なところです。

 また、奄美大島の隣の喜界島については、吐噶喇関連(近ツリ独占)と別な動きもあり、長期滞在のスケジュールが支障無い場合、鹿児島等現地付近の発着になりますが、航路の予約含め安価なツアーも申し込み可能な様子です。(現地テント生活で、往復の航路の日程が決められてしまう?←各自ご確認ください)

 この他にも、部分日食でも可能なら博多発着佐多岬(九州最大約98%の日食)など日帰りから1泊2日等1万円前後から募集しています。

 実際我が家も、九州内発着ツアーで予約しました。

我が家の事情は、次回に。

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2009年5月24日 (日)

子供に皆既日食を見せたい…(その4:我が家の場合)

 我が家の場合には、早いうちから嫁さんの方が「私は行かない」と意思表明していたので、父さん(私)が子供2人(9歳、6歳)を連れて行く形でプランを選ぶ必要がありました。

 当初の昨年暮れの時点では、近ツリのトカラ列島を申し込もうか真剣に考えましたが、鹿児島発着で1名三十数万円からの旅行代金に躊躇し、トップツアーの中国行き(1名15万弱)に意を決して申し込みしました。
 日程的に短期間(といっても、2泊3日全期間有給休暇対応)で、何より金額的に手が届く(嫁さんの同行がなくなった時点で、父さん個人の負担が決定し約50万が限界)感じだったからでした。
 しかし実際は以前にお伝えした通り抽選で落選し、キャンセル待ちも3月に入り主催者側から解除させられてしまいました。
 個人的には、子供達を連れて中国に行かなくて済み不安がなくなりましたが、初めから出直しをしなくてはなりませんでした。

 そこで再度探していましたが、東京発着のツアー自体が少なく、近ツリの奄美大島プランの、東京有明出発のフェリーで往復するプラン(体育館宿泊2泊で1名12.5万)にするか悩んでいました。

 しかし、目を変えて現地出発のプランを探したところ、鹿児島発着で屋久島のペンション宿泊で期間中レンタカー付きで1名8万前後というプランを見つけたので迷わず応募しました。
 トカラ列島ではありませんが、近ツリの鹿児島発着の37万から比較すれば、相当安くなります。しかも、我が家で不安だったキャンプなどの屋外宿泊(子供が体調崩すと辛い)がないので、行程中の不安をさらに少なくすることが出来ました。

 その一方で表面化したのが、鹿児島への足でした。

 一番安そうだったのが飛行機の早期割引で、スカイネットアジアなら鹿児島への片道は1万2千円前後でした。しかし、販売日当日(2ヶ月前)に所用があり、当日の夜の時点では既に入手不可能でした。そこで、次点案のANAの旅割でしたが、こちらは1万7千円前後で日程をずらして往路だけ予約が出来ました。
 どうせ鹿児島に行くなら、1日位は鹿児島を見てみたいので支障はなかったのですが、復路の方は日程をずらしても夏休みの週末に重なり、どっちにしても予約できませんでした。

 どうやって帰って来るか?

 23日の午後3時に鹿児島でツアーが解散した後、移動に1時間半見て鹿児島空港発の飛行機のキャンセル待ちを申し込みましたが、正直行程的に余裕無い事と時間的に後ろにずらしても東京に着く時間が遅いと子供達への影響が不安でした。
 そこで、夜行バス(鹿児島ー福岡:出発時間が遅く出発まで待つのが不安。一方で、鹿児島ー大阪:午後7時過ぎに出発で、翌朝大阪に着いた後は新幹線で帰っても飛行機より安く魅力的だったが、子供が行程的に耐えられるか不安)も検討したものの、子供達の体調的に不安は拭えませんでした。有給休暇使った後で、看病で有給休暇となる事態は極力避けたい状況です。
 いろいろ考えた結果、結局鹿児島で1泊し翌朝福岡に向かい、福岡から羽田に飛行機を使い帰ってくる事にしました。福岡ー羽田なら早期割引の予約もまだまだ空いていました。
 鹿児島から直接帰ってくるより、宿泊代含めて1名約8千円前後高くなるものの、日中の移動も多くなるので、子供達に何か残る物も多くなるのでは…と、思っています。

 今回の予定では、18日午後出発で鹿児島2泊。21日朝からツアーに参加し屋久島へ。23日ツアー解散後鹿児島泊、24日朝高速バスで博多へ向かい午後福岡から羽田に帰着。と言った行程になりました。
 費用は、交通費と宿泊費とツアー代で1名約13万ちょっと…。元々へそくり何て持っていませんが、最終的に40万以上の出費の見込みです。

 父さんの財政的には、回復期間が相当長期にわたるダメージが見込まれますが、26年後の日食の時に、成長したそれぞれの子供達が、そんな事もあったと思い出してくれれば良いかな?なんて思っています。

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2009年5月26日 (火)

子供に皆既日食を見せたい…(その5:予約後に改めて振り返って)

 今回の日食観測では、一応屋久島行きの行程が決り、未だに予約開始日になっていない高速バスを除いて、概ね予約は固まりました。が、今の時点で振り返ると少し微妙な所もあるので、その辺りをお伝えします。

 まずはツアーの値段です。
 吐噶喇列島に申し込んだ人(日本丸クルーズ含め)なら、その希少性に一応納得出来るとも思いますが、私が当初考えていた奄美大島等、結構な金額の割に体育館やテントで、場合によっては自炊…なんて言うのもありました。
 当初は、その希少性で何が何でも…的な乗りがありましたが、ここに来て販売されるツアーも結構多くなり、一部価格も安いものが出ています。直前のある時期までには価格破壊的なツアーも出るかもしれません。もっとも、最終的に直前は高騰して行くとも思いますが、ここ一ヶ月辺りはつぶさに見て行くと掘り出し物が出るかもしれません。

 次に、宿泊施設等受け入れ状態と自然状況です。
 入島人数自体を制限する意向の吐噶喇列島はまだしも、奄美大島や屋久島、種子島、その他、受け入れについて方針を表明していない島等含めて、満員の通常航路の乗船客の上に様々なプライベートのチャーター船も出て来るので、色々な意味で厳しい混雑をすると思います。宿泊施設には限りがあるので、キャンプ場などの公的なスペースだけでなく、その他空き地等様々に日食を待つ事も多くなる様に思います。
 勿論、キャンプ場等の屋外で自炊と言う貴重な状況は、きっと良い経験になるとは思いますが、許容人数を超えた場合には、水場やトイレは切実な問題に変わるはずです。
 世界的なイベントに集まる人達(行くまで想像もつきませんが)の人数に拠っては、厳しい状況になってしまう事も想像出来そうです。
 そして更に、台風でも近づいていたら…、とても難しい選択を迫られる様な気もします。
 もっとも台風の話では、宿泊場所に関わらず行き帰りの足に直接影響するので、どの様な行程であっても悩ましい状況になる事は変わりがないでしょう。
 いずれにしても一般的な許容量を超える人数に、現地ではちょっとした予定外の出来事にも色々な不便が発生しそうな感じです。

 最後に、個人的に屋久島行きのツアーを申し込んでいながら思うのですが、屋久島に限って言えば、屋久杉が有名になる位に恐らく多くの雨が降っている場所です。一説には、1ヶ月で35日雨が降るなんて表現する人もいる様です。果たして天気はどうか…。

 台風シーズン以外にも、難しいものがありそうです。

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2009年6月24日 (水)

いよいよ一月ですね

 実は最近、日食のツアーの価格が軟化している様な気がします。良く探せば部分日食ツアーを除いても、最安値で10万前後からある様です。半年前から動いた我が家が苦労して予約した内容に近い(首都圏から皆既帯への航空機含めた交通費、民宿代含めて15万前後のツアー)ものでも、今現在では結構残っていそうです。
 いくら夏休み期間と言っても、仕事してればそうそう休めない現実もあると思います。

 でも、直前になれば、投げ売りか暴騰か…。

 フタを開けてみるまで判らないのでしょうが、この頃の価格を見るとお得なものが多い様に思えてなりません。

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2009年8月 2日 (日)

屋久島の皆既日食は雨に終わりました(2009日食現地報告)

 月の影に入ってきました。

 屋久島に向かった我が家族には、数多くの報道でも伝えられている通り、皆既日食は見られませんでした。
 ただ、構想1年今回のまとめとして、皆既日の様子をご報告します。

 以前より「ひと月35日雨が降る」と言われる屋久島は、当日の天候がネックでした。
 直前に週間予報が発表されると、7月22日の天候はウェザーニュースでは一貫して「曇り一時雨」の予報で、気象庁やその他の多くの予報は「曇り一時晴れ」から、前日になって「曇り一時雨」に変わっていました。(この点では、ウェザーニュースが一番しっかりしていた)

 ただ私は、屋久島付近は、例年梅雨明けの1週間前後は晴れていることや、屋久島も場所によって天気が変わる事から、密かに見える場所もあるかも?と期待していました。
 1週間前になる頃から、気象衛星の画像で鹿児島県南部の雲の動きを見ていましたが、直前数日の動き含めて、感覚的に当日は「雲が切れるなら西から」と思っていました。
 そこで、屋久島の西側(本当の西は世界遺産エリア内の道路で、前日の調査では車の止める場所の無い事や、晴れていても上空の視界が狭いので無理と判断)の内、北西側の永田浜か南西側の栗生浜海水浴場にポイントを絞って考えていました。

Img_4887  当日の朝、宿のある屋久島北部の宮之浦地区では、日の出の時点から雨でしたが、計画通り7時前には宿を出て観測場所(まずは、多くの人が向かうであろう南側(屋久島の北側より皆既の時間が2分近く長い)を目指しました。
 約70kmの移動行程でしたが、心配された渋滞も無く、順調に栗生地区に着いてしまいました。順調すぎて誰にも会わず、情報交換も出来なかった…。

Img_4886  朝7時から開く屋久島の指定観測場所(屋久島では、地元自治体から観測場所の指定がありました。勿論どこで見ても良かったのですが、娘達のトイレを考えて指定観測場所にしました)の駐車場は、栗生地区では殆ど空いている状態で、今回の日食では、結局予想外に空いたまま終わった様子でした。

 当初は、一旦車を駐車した後で、雲の状態を気象衛星の画像で見ながら、場所を変える事も考えていましたが、インターネットに繋ぐ手だてを携帯で考えていた点が失敗で、屋久島では、携帯会社に依っては通信可能な範囲が驚く程狭く、今回は全く使い物になりませんでした。前日の屋久島を一周した調査時に、携帯の通信可否の状態も調べておけば良かったと反省しましたが、後の祭りでした。車のカーナビも、テレビは勿論、ラジオも地元局関連は殆ど受信出来ず、直前の情報に基づいた場所の移動と言う手段は、諦めざるを得ませんでした。

Img_4894  その内、雨も強くなり、結局「どこでも同じ様子」との地元の人の言葉に、このまま栗生地区に残り、僅かの望みにかける事にしました。


Img_4895  時間が経つにつれて、徐々に雨も小雨になり、車内で時間を持て余していた娘達も落ち着かなくなってきたので、指定観測場所の栗生浜(海水浴場)に出てみる事にしました。
Img_4896 Img_4902  指定場所では、2〜30人が集まっていましたが、海水浴場のゲートで雨宿りをしていました。

 

Img_4917  皆既日食の時間が気になりだす頃には、雨は上がっていました。
 子供達には、せっかく月の影に入りに来たのだから「よく空や周りを見る様に」と言っておいたのですが、直接見えなかった事もありますが、滅多に来れない海が楽しかったらしく、実際は殆ど日食には関係なく海岸で遊んでいました。遊泳禁止になっていなければ海に入って遊び始めた感じです。

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 そして、そのまま遂に皆既日食の時間に…。

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 無茶でしたが、空の僅かに明るい方向に向けて、長時間露出も試みましたが、こんな程度でした。(後から、永田浜で見えたという噂がありましたが、真偽は不明)

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 結局、娘達は日食の闇の砂浜でも、カニを捕まえて遊んでいた様でした。

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 皆既の時間が終わっても、日食は続いていたので未練を感じて空を見ていたところ、僅かに朧げな日食が一瞬見えました。

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 でも、日食の間で太陽が見えたのはこの時だけで、この後は終了時間まで再び見えない状態のまま、今回の日食は終わりました。 

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