機器:その他

2013年12月25日 (水)

PocketGeigerについて(Type1,2)

5  もう1年以上前ですが、Pocket Geigerを購入していました。
 改めてご紹介します。(←Type1:未完成)

 この機械もiPhoneに接続を前提とした放射線計測機です。ポケット・ガイガーの名前を持っていますが、基本的には固体半導体による検出方法でシンチレータに近い形式であったと記憶しています。

4  接続の仕方は簡単でiPhoneのマイク・イヤホン端子に接続するだけです。
(←Type2)

 Type1とType2の違いは、当初販売されていたのがType1で、中身の販売で購入者が各自外箱を用意する(お菓子の外箱の転用方法の説明が付いていました)キット販売に近いもので、電源が別置き(9V乾電池)でした。その後、Type2が発売され、電源はiPhoneから供給され、中身ではなく完成品になっていました。

 私の場合には、外箱を作る手間を面倒に思っているうちに、Type2の発売になり、結局、Type1は完成しないまま残る形になりました。

 

1 3  iPhoneの付属ソフトは、Lite版は無料で、当時は、Pro版が600円でダウンロード可能でした。

 iTuneでの購入時の注意書きの通り、Lite版もPro版も、双方共に計測の精度や時間に差はなく、使う用途がμSV/hの測定だけなら無料のLite版で可能でした。

 

 

2 広告が目障りだったり、複数のグラフなどの表示機能が欲しい場合には、Pro版を購入することになりました。

 キットタイプのType1が4000円前後(後に値下げ)で、完成品のType2でも当時、5000円弱で入手可能でした。

 安価でそれなりの精度が得られる物でしたが、私が使うには、大きく2つの欠点がありました。
 1つは測定時間が20分かかること。2つ目が、接続コネクタがイヤホンの取り付け口で、ケーブルの動きに因る雑音が測定に影響する事でした。
 簡単に言うと、「測定開始から判定が出るまでの20分間は、iPhoneにもPocketGeigerにも触ってはいけない」と言う状態で、実際の使用時には制約を感じるものでした。

 購入から1年半以上、万一の為の予備機としてType2を持ち歩きましたが、結局、登場の機会はありませんでした。
 既にiPhoneを持っていて、たまに数値を知りたい程度で、安価である事を優先するなら、購入価値はある様な気がしました。

 Type4購入編に続く…

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年12月27日 (金)

PocketGeigerについて(Type4)

 先月Terra-p初号機の故障発覚をきっかけに、第3次購入ブームを迎えた我が家の放射線計測機ですが、その中でPocketGeigerについてもType4では、計測時間が20分から2分に短縮されたとの話を聞き購入することにしました。

Omote_3 Ura_2  まず外箱は、前回のType2の箱より渋めで、私の印象ですが、パッケージのセンスも良くなった様に思いました。

 今回もまたその生産は、東北大震災の被災地、石巻で作られた製品でした。

Pck_2 Tosetsu_2  その中身は、基本的に前回と変わらず、付属品に簡易説明一枚が追加されましたが、本体のショック保護用の梱包材は省略されていました。

 Type4でも相変わらず、詳細な説明は、HPから入手してくださいとの事でした。

Tp2tp4 2_2  さて、Type2(以下、各画像左がType2)とType4の比較からですが、外観は表裏共に全く差がありませんでした。(本体表面に丸の突起が付いているのが表らしい)

 

1_2  本体の形状だけでなく、接続コネクタ形状や、付属のケーブルも全く同じ印象を受けました。重量も殆ど差を感じませんでした。

 基本的に、そんなに変える必要もなかったのでしょう。もちろん内部設計は変化しているとは思いますが…。

 次回は、Type2とType4の測定の比較です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年12月31日 (火)

PocketGeigerについて(Type2とType4)

 折角でしたので、Type2とType4を比較してみました。外見は全く変更ない両者ですが、測定時間が20分から2分と「大幅短縮」に期待して実験してみました。

O_1  PocketGeigerと対になる機材としては、iPad(30Pinコネクタの初代retina)をType2に、iPadMiniRetinaをType4に接続しました。測定値の検証用にはPM1208(2008年製)とPM1208M(2011年製)、PM1904(2013年製)を用意しました。
O_2  測定時間の長いType2に合わせて20分ちょっと実施しました。

 まず受けた印象はType2からType4になり、測定器のSN比が圧倒的に良くなったことと、きれいな形で測定値に向けて収束していくことが感じられました。
Tp2_1 Tp4_1 (←受信の様子。左側がType2)
 赤が信号、緑線を超過で放射線の検出と判断しカウントしています。



Tp2_2 Tp4_2 (←左側がType2)
 Type2の方は、その時点時点での影響を受けやすいので、測定時間はやはり20分前後の時間幅をもって全体的な把握が必要と感じました。

 その一方で、Type4は一応奇麗に収束していきますが、2分ではちょっと早いかな?と言った感じを受けました。数分である程度の見当はつけられるとは思いますが、やはり時間はかけた方が良いといった印象です。
 何れにしても、10,000円未満で購入可能な機材として、価格は評価できます。ただ、一方で、1)計測中は原則手を触れてはいけない。2)計測時間はある程度とった方が良い(Type2なら20分以上、Type4は5〜6分以上)。3)計測ソフトは有料版の方がいい(表示数値の時間変化をグラフで見た方が全体を掴み易い)といった点を感じた事をお伝えします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)