機器:PM1208

2011年9月13日 (火)

Polimasterと言う会社について

 今回は、私の使っているガイガーカウンタの中で、最近一番身の回りに付けている時間の長いガイガーカウンタPM1208の製造メーカーについてお伝えします。

 Polimaster(ポリマスター)と言うベラルーシの会社で、このメーカーの変わった所は、作った製品を原則小売をしていない様な点です。
 3.11前の日本では、丸紅が扱うと言う話以外に手掛かりがなく、数年前に一度、国内の入手先についてメールでお問い合わせしましたが、お返事はいただけませんでした。
 そこで当時、個人輸入を決意して、海外のオークションや、取り扱い商品として掲示されているHPを探していましたが、とうとう見つけられず全く諦めていました。

 ところが、3.11以降、オークションに出てくる様になり、原発事故後にオークション価格でしたが、私も海外オークションから入手する事が出来ました。

 原発業界には、全く素人の私には、先述の大手総合商社が代理店になっている事や、世界的に販売がコントロールされている様な印象からは、政府や東電などの原発関連御用達の様に感じられています。

 最近、日本サードパーティーと言う会社が、正規代理店契約をして、小売りを始めたらしい事を知りました。それでも、一般小売り店などでの販売は行われず直接販売だけで、相変わらず、何か分かりにくい感じのメーカーです。でも、オークションや怪しげな定価を付けているHP以外、販売を前提とした定価が表示されているのを見たのも、初めてと言えば初めてと思います。
 因みに、小売りで表示される定価は、今年5月頃のオークションでの落札価格から見ると約2倍になっていました。独占販売故の値段ですね。

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2011年9月15日 (木)

ガイガーカウンタ付腕時計「PM1208とPM1208M」について

  以前より存在は知っていましたが、入手方法がわからなかったガイガーカウンタ付腕時計は、原発事故の後のガイガーカウンタ・ブーム?の中でオークションに出てくる様になりました。
 
 ガイガーカウンタとしての用途だけを見れば、元々コストパフォーマンスの良い品物ではなかったので、多分、売れないし売る人もいなかったのですが、原発事故後、普通のガイガーカウンタ価格が高騰した時期には、高くても購入する人がいたのでオークションが成立していた様に思います。
 安価な中国製のガイガーカウンタが多く出回り、今のやや落ち着いてきた状況下では、コレクターや価値を認める人しか相手にしない価格と言う感じで、一時の勢いはなくなっている様です。

 私の場合は、以前より個人的に、常時放射線測定器(Terra-PとRD1706)を持って歩いていたので、コレクターの乗りでオークション経由でPM1208Mを入手(5月初旬に送料込み約$900)しました。
 その後再びコレクター精神から、PM1208も欲しくなりオークションで入手(6月中旬送料込み約$700)しました。当初の私もそうでしたが、PM1208は割にデザインが悪いと言う意見が多いのですが、実際に使ってみると意外に大人しく無難な感じです。

 双方に共通する特徴(仕方ないですが悪い部分)に、本体の厚さがあります。両方共に内部構造が、時計部と放射線計測部とコイン電池(厚さ3mm)を単純に3層重ねた構造なので、双方共に厚さは約2cm(PM1208Mは18mm前後、PM1208は19mm前後)あります。
1208m 1208m  PM1208Mの方が、大きさがあるので厚さは目立ちませんが、逆に大きさ広げて厚さを目立たなくした感もあるので、PM1208Mは単純にデカイ!と言った感じです。
 一方で、PM1208は本体の大きさはともかく、厚さを目立たなくする方法の一つとして、元々大きくて重い時計が多いダイバーウォッチをカモフラージュに使った様な感じで、ウェットスーツなら多分目立たないデザインでも、一般的には、個性的な時計に分類されてしまうと思います。

1208m  いずれにしても、重量や大きさがある分、目的を持った所持が原則になると思います。実際に継続して使っていると重さの方は慣れてはきますが、普通の腕時計に付け替えた時など、手が浮き上がる様な感じさえします。

 ちなみにPM1208MとPM1208には、IR通信機能の有無に違いはありますが、基本的な中身は一緒の様です。実際PM1208の後期型はIR通信用の赤外センサを搭載しています。実際にIR通信を使った経験がないので何とも言えませんが、近い内に試してみたいとは思っています。

 次回以降、各詳細(まずはPM1208M)について。

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2011年9月18日 (日)

PM1208を購入してみて

1208  PM1208は先日の記事の通り、当初はデザイン的にピンと来ない感じでしたが、先にPM1208Mを使い始め、重さや大きさが気になり始めた頃から「PM1208時計の文字盤の光沢って、それなりにカッコイイかな?」なんて気になり始めました。

 何よりPM1208Mの特徴一つの赤外線通信機能は全く使っていなかったので、最初から無理せずに「安価なPM1208にすれば良かったかも…」などと思う様にもなってきました。

 そこで再び?様々なオークションに当たってみることになりましたが、今度は少し安めの価格目標で、目安は新品で送料込みで600ドルとして入札を繰り返しました。
 6月に入り、とりあえず、落札出来たのは、送料込みで総額約40000円の新品でした。 その後、我が家に届いて来たPM1208は新品は新品らしいのですが、保証書の日付から2008年製だったことが分かりました。 そもそも今年に入って、PM1208はPolimasterのHPで、ProductArchive入りしてたので、既に以前より在庫限りだったのかもしれません。

 早速付けて出歩き、一月先輩のPM1208MTerra-PRD1706と比較しましたが、基本的な傾向はPM1208Mと似ていると思う一方で、警報音が小さい?なんて感じていました。当初の警報音は、カネタタキの鳴き声の様な僅かなパルス音で、年をとると判別は厳しいかな?と言う様な感じでした。
 今回は、ロシア語のマニュアルしか付属していなく殆ど理解不能でしたが、操作法は測定値の記録と赤外線通信機能が無いだけでPM1208Mと全く同じで、迷う事はありませんでした。
1208  ただ、ベルトについては好き嫌いが分かれると思いました。ベルトのコマに自由がなく畳めないので、いつでも輪の形で置くしかないのは微妙でした。
 ベルトを替えようにも、元々が時計本体が個性的なので、かなり選びそうな感じで、1〜2回家電量販店の時計売り場を見ましたが、ピンと来る物はありませんでした。

 一方、軽さは期待通りで、きっと僅かな差とも思いますが、圧倒的に出番は、軽く小さいPM1208の方が多くなりました。

 実はしばらくして警報がなる時に、デジタル表示面にバッテリー切れの警告表示が出る様になりました。 電池交換については、100m防水らしいので、オークションの並行輸入品なのにメーカーに出す?丸紅に送る?と、直系のメンテナンスが現実的でなかった事と、時計専門店に出しても、ガイガーカウンタ付きなんてどう対応するのか不安だったので、防水機能は諦め意を決して、自分で交換する事にしました。
 三点のクランプを買って来て自分で裏蓋を開けてみました。そこには、コンビニでも売っているCR2023が入っていました。電池で3mm厚もあるから、分厚い時計になると妙に納得しました。 電池を交換したら、警報音も大きくなりPM1208Mと変らなくなりました。

 このところ、一部オークションでPM1208が高くなり始めました。
 理由は、モデル廃止で今後供給がなくなるので、新品としては最後の出品になるからでしょう。一方中古は今まで10年?の供給があるので、当面コンスタントに供給されていくと思いますが、…流通形態が一般にはよく分からないので、あくまで私の予想です。

 ともかく、在庫末期のPM1208は、なかなか出そうで出ないGammaWatchなど、何か新しく良い物が出るまで、ちょっとプレミアムが付くかもしれません。

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2011年9月19日 (月)

PM1208…2号器…そして

 PM1208の2号器…落札? …。

 実はその後、当時のオークションで、なかなかPM1208が落とせないので、PM1208では割に出品されていた中古品にも入札をしていました。

 目出度く新品が入手できたので、忘れていたら…。なんと、$520と、40000円弱で落札してしまいました。どうしたものか…と、思いながら購入手続きをしていたところに、今度は$420で落札とのメールが届き…。

 我ながら呆れてしまいました。一気にPM1208が3個…。

1208_12

 結局、当然ながら皆購入しました。後から届いた中古のPM1208は共に、2002年製でした。
 箱、マニュアル、本体共にシリアル番号を記入して使われていたところや、外箱、保証書、ベルトのコマその他、10年間?も全て保管されていたところを見ると、業界物のお古?なんて思いました。

 同じ物3個…。ところが、2008年製と2002年製を比較すると、微妙に違いがありました。
 一番の見分け方は、通常の放射線量のデジタル表示が、4桁(左画像右側)は古く、3桁表示(左画像左側)小数点の上、「0」が一桁の表示が新しい品物の違いがありました。(9/28追記:文字盤正面のPOLIMASTERの上にロゴが入っている方が新しい方です…最近になって気づきました)
 また、バックライトを点灯すると、新しいモデルは赤外線通信のセンサの影が、文字盤の8時の辺りに見えます。古いモデルには赤外線通信のセンサはありません。もしかすると、PM1208の後期モデルは、かなりPM1208Mに近いのかもしれません。

 また、実際の使用感では、同じPM1208同士でも古いモデルと新しいモデルでは、古いモデルの方が表示の反応は早く出ます。デジタル表示の数値は上がるのも下がるのも古いモデルは速攻!と言う感じです。一方で、警報の作動については、どちらも似た様な感じでした。喩えて言えば新しいモデルは、「なんかいつもボーッとしてるけど、何かあれば対応は速い」と言う感じです。

 新しいPM1208(2008年製)とPM1208M(2011年製)では、デジタル表示の反応速度や、警報の作動にも、余り差は感じられませんでした。2002年から2008年の間で、アルゴリズムや測定時間を変えているのかもしれません。

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2011年9月22日 (木)

Terra-P、RD1706、PM1208M、PM1208を比較して

帯に短し…なんて言いながら、高い物には理由がありそうですね。

以下に比較(作表する技術が無いので並べただけです)。

 Comp2

※1 警報値を高く再設定すれば止められますが、急な場合の対応として難しいので
  再設定による方法は評価していません。

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2011年9月23日 (金)

PM1208…3号器のモデルチェンジ

 オークションの複数登録で3つになってしまったPM1208でしたが、放射線の話題も多いこの頃、旅行によく出かける母親に1つプレゼントする事にしました。

 手持ちの3つのPM1208は2002年製×2と、2008年製の同一モデルの2種類がありましたが、主な目的が外出先での危険察知なので、良くも悪くも反応の速い2002年製にすることにしました。

 これまでの約1ヶ月、意識してPM1208を3個を持ち歩きましたが、同じ2002年製の2個は似た様な数値の動きをしていましたが、2008年製は2002年製と比較すると、鈍い感じの数値変化をしていました。一方で、放射線の変動が少ない室内などでは、長く一カ所に置いておけば、Terra-PやRD1706、PM1208Mと共に似た数値に落ちついてくる辺りから、10年選手の2002年製でも表示内容として支障ないと自分自身で納得出来ました。
 とりあえず危険時に気づけば、反応が早い方の機械なら回避行動は、計測値を見ながら数値の減少する方向を目指せば良いことになります。もしも、正確な値が知りたいなら留まって計測を続ければ、概ね計測値を知る事も可能です。

 ただ、例の通りに大きく重い本体は、そのまま女性の腕時計…ではない気がしていました。そもそも女性の持ち歩くデザインには思えませんでした。

Photo Photo_2  そこでせめて重厚感のある金属製バンドだけでも、付け替えることにして、ついでにカラビナを購入してキーホルダ化してみました。(右写真左側、右側が従前)
 かかった費用は、自分で取替えたので材料代の合計で、約2000円弱で完成しました。

 自画自賛的ですが、何とか鞄に付けて持ち歩けるデザインになり、重さも従来よりも若干軽くなり、多少はマシになった様に思えました。

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2011年9月27日 (火)

PM1208M、PM1208(後期)の赤外センサについて

Photo  我が家のガイガーカウンタ付き腕時計です。
 以前にも触れていますが、PM1208(左写真の左側2つ)には、前期物と後期物がある様です。写真を見て分かる通り、文字盤のPOLIMASTERと言うメーカー名の上にロゴの有無など、見かけの違いもありますが、機能面での違いの一つに赤外センサの有無があります。
 ちなみに、ロゴが入っている方が新しいモデルです。

Photo 赤外センサはPCとのIR通信用のセンサで、PM1208Mは製造時期に関わらず内蔵されている様ですが、PM1208では後期モデルにのみ付いています。
 暗いところで液晶のバックライトを点灯させると、2つの丸い赤外センサの影が見えます。(左写真、赤丸印内)

Photo  PM1208の後期モデルはPM1208Mと同様に、本体に赤外センサを内蔵し、PC接続モードも持っています。
 文字盤の正面右上にある「液晶表示のバックライトボタン」を長押しすると、PC接続モードになります。実際に使った事はないので、何のためにPC接続モードが用意されているのか不明ですが、設定など何らかのPCを介したコントロールが出来る様子です。

Photo  当然、前期モデルには、その機能はありません。

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2012年10月24日 (水)

PM1208(旧型)の時計用電池の交換

1 先日ついにPM1208の時計が止まってしまいました。

 PM1208自体は、ガイガーカウンタ用電池と時計用電池を持っていて、時間だけならガイガーカウンタ部のデジタル時計(内部ではアナログ時計と全く別構成)でも良かったのですが、表示を空間線量にしたり時間表示にしたり操作するのも面倒なので交換しました。

今回電池交換したのは、PM1208でも前期モデルで、中古でオークションで落札してから、時計部分はずっと動いていました。
 ガイガーカウンタ用のCR2032は、一度自分で交換しています。

2 3  この時計の内蔵電池が1個か2個かは、以前より自分でも気になっていたので良い機会でした。

 裏蓋を開けて、ガイガーカウンタ用のCR2032を取り除きます。
 すると奥に小さく見えているのが、時計駆動用の電池です。
 ピンで電極兼用の抑えをずらしてから、隙間に針先を入れてはじき出す感じです。

 ちなみに左側にある金属の筒がガイガーミューラー管です。ほとんど、シャープペンの消しゴム程度の大きさです。

4  電池はV364でした。互換のSR621SWを入れて交換終了です。

 PM1208自体はかなり特殊なアイテムですが、消耗品の電池が一般に流通している電池で助かります。

 単にアナログ時計と、ガイガーカウンタと、電池を3層重ねにした様な構造ですが、なかなか良い設計に思います。

 ※ 参考までに「PM1208の後期型(電池がCR2032のみ)」の電池交換記事はこちら

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2013年10月27日 (日)

PM1208(後期型)の電池交換

 以前にPM1208(前期型)の電池交換を記事にしましたが、後期型についても最近電池交換を行う機会があったのでご報告します。

15  今回は、なんと液晶表示も時計も止まった状態になってから気づいたのが始まりでした。

 確か、電池の残りが僅かになると、下部の液晶表示に「bAtt」表示が予め出るので、いきなり表示のない状態になってから気付くとは、私自身ちょっと意外な感じでした。

 個人的にはPM1208は割と気に入っているので、日常の装着間隔は2〜3日以内といった調子だったので、通常なら「bAtt」表示が出ても、電池はコンビニで入手可能なCR-2032だったこともあり、今までは液晶表示が消える事態にまではなりませんでした。

 それが今回液晶表示すら消えた状態でした。
 確か、PM1208Mは、電池が1個で動作していた様な記憶もあり、PM1208の後期型も電池1個の駆動なら、液晶とアナログ時計の動作が同時に止まる状態もありうるとは思いながら、電池をコンビニに買いに行きました。
 もしも、旧型の様に電池が別な場合には、同時の停止状態は、何か深刻なトラブル発生の可能性が考えられました。

3 裏蓋を開けてみると、旧型の様にアナログ時計駆動用に電池を別に持っている訳ではなく、電池は1個で動作する設計になっていました。
 単に、全体駆動用のCR2032の電池切れの様で、液晶表示とアナログ時計の双方が止まるのも仕方ない話でした。

 しかし…、電池切れの兆候なくいきなり動作停止するとは、今後の運用でも少し気になる(いつも注意していなくてはならない?)感じでした。

 

 

 

2 早速電池を交換すると、今更ながら下部の液晶は、「bAtt」表示になりました。

 しかし今度は、内部でメモリーされていたはずの積算線量の表示が出せず、いろいろボタンを押しましたが、「bAtt」表示のままでした。

 もしかして…時間が経つと表示が元に戻るかと、しばらく待ちましたが、結局、残念ながら状態は変わりませんでした。

 

 

25 買ってきた電池をちょっと疑いましたが、大手コンビニで購入したので多分間違いはないと信じ、半分諦めて(せっかくの積算線量がクリアされるのは惜しかったが、システムとしての復活を優先)リセットボタンを一瞬押しました。

 すると、各動作や積算線量の表示も元に戻ってくれました。

 電池切れや電池交換を行った後でも、積算線量データが保持されている辺りは、やはりプロ用の機材と改めて感じさせられました。

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